大槌町高齢者の岩手大学キャンパスツアーと生涯学習
大槌町高齢者の岩手大学キャンパスツアーと生涯学習—6月20日(金)
6月20日(金)午前11時半過ぎ、高齢者を乗せたマイクロバスが岩手大学の正門入口を通過、そして農学部1号館前に停車した。総勢14名の高齢者は、大槌町の高齢者支援施設であるエールサポートセンターの水曜日、木曜日、そして金曜日の利用者たちである。
学生食堂前で大槌町でのソーシャルハーツ交流活動に参加してくれた岩手大学教育学部の学生3名が高齢者たちを優しく歓迎してくれた。高齢者全員、ビュッフェスタイルの学生食堂に戸惑いながらも、好みに合わせて自由に選べることに、自然と笑顔が溢れる。思わず惣菜を取り過ぎたと爆笑する数名の高齢者。
高齢者全員と国の重要文化財、農業教育資料館(旧盛岡高等農林学校本館)を見学。玄関を入ると、100年以上の時を刻んできた大時計が目に入る。二階の大講堂を見学した高齢者は、“凄い!素晴らしい”と連発。午後2時半に初めての岩手大学での生涯学習を終え、キャンパスを後にした。