ちょっと良い話 in 大槌
月曜のエールサポートセンター(高齢者支援施設)の利用者、石井スミさんが前回の「シニアハーツ教室」に参加出来なかったとの事で、前回使用したプリントを持参し、隣同士でイスに腰掛けて答合わせを行った。
石井スミさんは、大正11年10月4日生まれ、先週で91歳になられた
ば かり。笑顔がとても愛しい大槌町出身のとても小柄なお婆ちゃん。スミさんは、地元開催のイベントのPRに幾度か取りあげられている。スミさんは十代から、 日赤で助産婦として働き、55歳まで勤め続けた。大切にしているモットーは、若い時から現在まで「不言実行」だそうだ。
スミさんに、若さの秘訣を尋ねると、「若い人たちから何かを学びたい」「人の話の中から参考になりそうなことを引き出したい」との一心だと目を輝かせながら語る。自分で俳句も詠むと楽しそうに言葉を続ける。
ス ミさんは、亡きリンカーン大統領の名言、「40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなければならない」を引用しながら、「何事も心次第です」と。心で 思っている事は顔に必ず現れる。常に人への感謝の気持ちを忘れず、穏やかな気持ちで一日一日を過ごしていると話してくれた。
スミさんは、娘さんからは「祖母や叔母のように自分は、お経は読めないので、お母さんはお経を読みながら亡くなってほしい」と言われていると爆笑する