感謝
利用者のお一人、岩間さん(88歳)から副代表が栗入りの赤飯2パックを頂いた。「お父さんと二人で召し上がって」との優しい言葉を添えて。初対面の我々親子の為、和野っこハウスに出入りしている業者からわざわざ買ってくれたとの事を後で知らされ、嬉しい驚きと感謝の気持ちで胸が熱くなる想いがした。
利用者達との話題は、もっぱら中西豊子さんが遺産7000万円を大槌町に寄付した事。今年5月に亡くなった中西豊子さん(89歳)は山形県酒田市の病院も看 護師として勤務していた。昨年2月に度同市で開かれた河田恵昭、関西大学教授の講演で大槌の被害状況を知り、特に子供達の現状を気にかけるようになり、 「遺産のすべてを大槌町の子供たちに」と望んでいたという。寄付された遺産7000万円は子供達の奨学金として使われる。
夕方、エールサポートセンターの中庭で、大人に交じって子供達の笑い声がしたので、外に出て皆に近づいた。ボランティアの方々大人6名が小学生数名と一緒に 「だるまさん転んだ」を実に楽しんでいる。年齢差を超えたとても素敵なハーモニー。子供達のエネルギッシュな動きが、周りの冷気をなごましてくれるよう だ。
大槌町高齢者支援エールサポートセンターのほぼ利用者全員とスタッフ一同でNHK朝ドラ“あまちゃん”を視聴した。セリフのやり取りに笑みを浮べる利用者 達。自然にうなずきながら、納得顔。そしてヒロイン天野アキが海女である祖母に“67歳は四捨五入すると100歳だべえー”のセリフには大爆笑。