「私達は一人ひとりの高齢者が “Happy Second Life －生きがいを見出し、幸せな第２の人生“の実現を目指します。」このミッションに感銘し、Team Social Heartsの一員に加えていただいた事を 誇りに思っています。2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標」（SDGs）が、日本社会で認識され社会課題の解決に向けた取り組みが広がり始めています。

しかし、ソーシャルハ―ツは、ＳＤＧｓを遡ること2年前の2013年2月に、代表の川上様は社会課題解決という「志」を持って、また、具体的な行動イメージを描いて設立されていました。

設立前、川上様に将来の夢を伺った時の感動は鮮明に記憶に残っています。その夢が一つずつ、確実に実現しています。素晴らしいことです。実現プロセスがスピード化していると感じます。組織力を感じます。川上様の求心力と、同じ志を持った方々が広がる遠心力のバランスが確立されている証ではないでしょうか。人の広がり、つながりが、地域の広がり、高齢者の方々に対する課題フィールドの広がりへと継続され、ミッション実現が世界に発信されますよう心より祈念いたします。

１年前より川上先生より北上市に来ていただき、数独教室（初級コース・中級コース）を開催し４０名くらいの方々が楽しんで参加されています。

また、9/21には北上市で初の数独腕試し大会を開催し、６歳～８９歳と幅広い方々がチャレンジし、また来年も参加したいと意気込みを持っています。

今後も北上での開催を是非継続してもらいたいと願っています。参加の方々は、数独問題を解いていく楽しみもありますが、川上先生との和やかな時間も楽しみの一つになっていますので、これからも宜しくお願いします。

2011年3月11日の東日本大震災により、岩手県大槌町は、町庁舎が津波にのみ込まれ、人的物的に壊滅的被害を受け、行政機能が十分に果たせないため、多くの自治体、企業からの応援や多くのボランティアが集まった。NPOソーシャルハーツ代表の川上氏もその一人である。

彼は、周囲から孤立した同町の惨状を見て外資系会社を退職し、ハーバード大学で研究してきた社会政策を13年5月から親子で同町へ移り住み、生涯学習を通じて認知症予防や生きがいづくりに取り組んだ。6年弱を経過した今も、東京から月2回車で8時間をかけて活動を継続している。その間に数独パズルや彼の広範なネットワーク力を生かしてハーバードの仲間、MITの学生を呼び国際的なサポート、東大、岩手大の学生にも声をかけて被災高齢者との交流を実施し、被災者を家の中から外に出させ、みんなで遊びながら楽しむ工夫をこらした。そうした活動に対して被災高齢者も「支援されているばかりではだめになる」として、逆にクリスマスプレゼントとしてタンザニアやメキシコの子供に真心を込めて作った半纏や紙人形など品々を贈呈するほど「心の復興」ができてきた。

中でも「数独教室」の効果は大きく、大槌町の高齢者の間で笑顔を取り戻し、且つ脳の活性化に繋がったことから、生涯健康脳で有名な東北大学の瀧先生からも称賛された。 ２０１７年4月には大槌町発の楽しめる「じぃじとばぁば　ようこそ数独！」が発刊された。

9月9日には一般社団法人日本数独協会主催、NPO法人ソーシャルハーツ共催「1回数独技能認定試験」が同町で開催され、総勢107名が参加した（最高年齢99歳、最年少7歳の女の子）。 そのソーシャルハーツの大槌町に於ける活動がNHKや各種新聞で取り上げられたこともあり、脳トレの数独教室が脚光を浴び、ディサービス（大槌町）、クリニック（北上市）および横浜市などで「数独教室」が開催され、参加者からは川上氏の高齢者の寄り添う教え方からわかりやすく楽しいと好評を博し、続けてほしいという要望が多い。

2018年には皆さんからの希望もあり「数独腕試し大会」が、9月に大槌町、10月に北上市において開催され、それぞれ87名（最高齢100歳、最年少6歳）、48名（最高齢89歳、最年少6歳）が参加している。 数独教室を通じて、大槌町、北上市そして横浜市でもスタッフも含め参加者同士でコミュニケーションが生まれ、和気あいあいの雰囲気を創りだし、高齢者の元気とやる気を引出し、悲しみから笑顔を取り戻したのは、川上氏のこれまでの経験・知識と温厚にして誠実な人柄、そして高齢者に寄り添う献身的な行動が基底にあると思っている。

ボランティアというのは言葉として美しい響きがあり、誰しもがしたいと考えている。しかし、１回、２回は可能であるが、それを継続して行うことは極めて困難というのが現実である。それを川上氏は今日まで普通に実行しているのには、ただただ心底から頭が下がる。なかなかできることではない。

今後も彼の価値ある理念に基づく行動とさらなるスキル＆ステップアップを図ることを大いに期待し、私も微力ながら物心両面からサポートしていくつもりである。

ソーシャルハーツ様の活動について
☆数独の活動について

1)東日本大震災の被災地の住民の心のよりどころになっている
ソーシャルハーツ様では、震災の発生後の２０１３年２月から大槌町の住民を対象とした活動を実施しており、震災で甚大な被害を受けた住民が活動を楽しむほか、のイベント会場が憩いの場となっている。 震災から８年近く経つ被災地では、独居老人も増えており、災害公営住宅での住民の孤立化も懸念されている。その住民に寄り添う活動として川上代表理事の災害公営住宅の戸別訪問活動は特筆すべき点だと思う。数独の指導活動はもちろん、戸別訪問が新たなコミュニティ形成支援としての役割を果たしている。

2)お年寄りが苦手な数字の概念を打破した
小中学生時代に算数や数学を苦手としていたお年寄りが多いのが事実だが、数独教室の開催により、高齢者が楽しく数字に触れる機会を増やしている。自分のペースに合わせて学習できることも特徴で、「他人と競う合う」という従来の勉強とも一線を画している。

3)活動が継続している点
震災の被災地では、発生直後のボランティアや支援活動は熱心に行われていたが、年数が経過するに連れて減少傾向にある。一方、川上代表理事は隔週で被災地や北上市を訪れ、活動を継続。まちの復興と自身の取り組みを重ね合わせるように継続的に支援を続けている。

首都圏から約８００キロメートルも離れている岩手県を訪れるのは想像以上に苦労があり、労苦をいとわない姿勢が住民に希望を与えている。

川上さんと初めてお会いしたのは、２０１７年の夏。

大槌町の仮設の高齢者施設で活動を見学させていただいたとき、地元のお年寄り達の笑顔があふれていたことが今も心に残っています。

「数独」自体が楽しいのはもちろんですが、川上さんに採点してもらい「すごい！満点！」と優しくほめてもらうことがお年寄りにとって嬉しく、達成感や向上心につながっていると強く感じます。

被災地を取材していると、地元の方々を支えてきたボランティアや団体の活動が減っていくことに寂しさや不安の声が聞こえてきます。川上さんが震災直後から８年近く、変わらずに被災地に足を運び続け、活動を続けていることは大きな意味があると思います。そして私たちも、ずっと伝え続けていかなければと感じさせられます。私が大槌町で取材している間も、川上さんの活動を聞きつけた隣町の人が数独教室に加わり、岩手県内の北上市や神奈川県横浜市にも活動が広がっていきました。

これからもソーシャルハーツの活動が多くの人を笑顔にするよう、願っています。

ソーシャルハーツ様には、震災以降より長期に渡り継続的なご支援とご協力を頂きました。先ずは心より感謝申し上げます。

高齢者の自立支援と認知症予防のためのツールとして「数独」をご紹介頂き、当施設でも活用できないものかと代表に相談。時間を割いては当施設に来所していただき、ご利用者様へ数独の手ほどきを受けて来ました。

達成感が味わえるようにと、私のわがままも聞いてくださり、数独の問題ないようにもひと手間かけて頂きながら実践して早3年。

お蔭様で今では数独が無くてはならない存在となりました。何よりご利用者様に「考える時間」ができ、「考えることが実践―継続」出来ていること、そしてその効果は確実に問題を解く力と説く時間が短縮されているという結果にあります。

いくつになっても「やれば身につく」こと「継続は力なり」を実感致しました。

まだ、ご存じない方にも是非幅広く「数独」をご活用頂きたいと心から願っております。

率直な想いとして、なぞなぞクイズも楽しめました。

いろいろな一般常識問題を改めて再確認出来良かったです。これからもたまには出題して欲しいです。塗り絵もあっても良いと思う。

数独は大変盛り上がり、検定まで行うことになりました。

利用者（ぬくっこハウス）も日々努力、挑戦し、楽しんで、励んでいます。

永年の付き合いのある川上さんがアメリカ留学から帰国された後にNPO法人を立ちあげるとの情報を頂きました。当初の活動は、とても大変だったのではないかと思われますが、一方、私はできなかった親子での共同活動なところはうらやましい一面がありました。そして、実際の活動を見ることができる体験も致しました。それは、大槌町での運動会でした。通常の活動と同様、東京から大槌までの車移動。体験してみなければ分からない大変さを味わうことができ、それをほぼ隔週で続けていることに敬服しております。その後、年に一度ですが大槌町での活動の手伝いを体験しております。

大槌での活動に伺って、あらためて継続の力、そして活動に対しての周囲の方々の信頼の大きさを体感いたしました。これからも継続と活動に共感してくれる方々を増やしていくことが大事なのではと感じています。

なかなか直接的にお手伝いはできませんが、可能な限りバックアップできればと思っています。

数独教室へデビューしてから早くも12か月を経過し、光陰矢の如しとはこの事？初級から始めて相変わらず9個X9個即ち計81個の数字を20分間で整列させるパズルゲーム（？）を楽胸躍らせて頑張っております。今は中級コースを受講させて頂いて居りますが毎回、消しゴムの出番が半端ない！！って感じです。これからも継続してご指導して下さるようにお願い申し上げます。

数独を活用した地域の活性化に携わって頂きとてもありがたく思っております。少しずつ、多くの地域に数独の輪が広がっていけばと考えております。

ソーシャルハーツの活動は震災後少しずつですが着実に地域に根付いてきていると思います。今後も数独大会等も含めて是非継続していただき、より輪を拡げて行って 欲しいと思っております。

現時点では、吉里吉里や小鎚等、特定の地域で定着が進んでいる状態ですが、今後例えば浪板地域等、震災後住民同士の交流が廃れてしまった、コミュニティ力が弱体化 してしまった地域などにも積極的に入って頂き、そのような地域のコミュニティ形成に助力して頂ければ有難いと思っております。今後の活動にも期待しております。

東日本大震災以降、ソーシャルハーツ様には数独を教材とした「脳トレ教室」を大槌町内で持続的に開催していただき感謝申し上げます。

大槌町は、東日本大震災に伴う避難生活の長期化や、災害公営住宅等への移転等、被災者を取り巻く生活環境や復興ステージがめまぐるしく変化しております。このような状況の中、ソーシャルハーツ様は数独を通して被災者の心のケアや生きがいづくりに日々貢献されているため、大槌町では、子どもから高齢者までの多くの人が日常的に数独を楽しむようになりました。

今年は、昨年大槌町で開催された日本初の数独認定試験に続き、数独腕試し大会の開催にもご尽力いただき、会場は町内外の多くの数独ファンで賑わいました。

今後も数独の輪が益々広がるよう、活動を支援してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

私達夫婦が数独教室に参加したのは極めて不純な動機からです。「数独教室」というのがあって、しかも「無料」という話を聞き、「エッ！無料で認知症予防が出来る？我が家にうってつけ」というなんとも、、、、そして、いざ参加してみると先生が始めにして下さる不思議な数字のお話が毎回楽しくて楽しくて、次回がとても待ち遠しくなります。更に数独を解き終わると先生が丸をつけて下さり、100点と書いて下さる。この年（？）になって丸を付けて頂き、100点と書いて頂くなんてほぼあり得ないことです。更にさらに？年ぶりかにテストなるものを受けドキドキ感たるや、、、何事もなく平凡に過ごせる日々に感謝ですけど、そこへ嬉しい出来事の積み重ねが加わり、なお一層感謝の日々です。これからもお体に気をつけて一回でも多く数独教室を続けていって頂ければ願っております。

日頃から川上さんにはお世話になっております。 大槌町での第1回数独認定試験でお会いしてから、北上市の日高見中央クリニックでの数独教室では、解き方のみならず、数にまつわるクイズやエピソードなど、楽しく過ごすための話術も学ばせて頂いて居ります。 今年になってからは数独の腕試しをきかくされるなど、数独ファンを引き付ける魅力を次々と考えられ、仲間とも交流が広まっています。 今後共数独愛好者をご指導いただきますように、宜しくお願い致します。