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本日3月11日は、東日本大震災の被災地で過去4年間苦難の日々を過ごして来た住民にとって決して忘れることは出来ない日である。ここ大槌町は、朝から冷たい風が吹き荒れ、雪が舞い散る天候。多くの高齢者が4年前の震災当日も今日のような天候だったと口を揃える。建物から外に一歩足を踏み出した瞬間、思わず「寒い」と口走ってしまうほどの寒さだ。 震災から4年を迎えた被災地に関しての報道番組をじっと見入っていたAさん(76歳)が突然、震災当日の事が脳裏をよぎったと目頭を押さえる。テーブル越しに座っていたIさん(80歳)は「被災者がもし自分だけだったら、気が狂っていたと思います。しかし、周りに被災者がたくさん居てくれたお陰で自分は本当に助かった」と静かに言葉を発した。 午後2時48分、「ぬくっこハウス」のスタッフ並びに、高齢者の方々と一緒に黙祷。男性の高齢者は、サイレンが鳴れば4年前の悲惨な状況が蘇って来て、今でも涙が止まらないと語る。目の前で津波に呑み込まれてしまった親戚の顔が浮かんでくると。 ソーシャルハーツとして、3.11という日を大槌町で迎えて3年目になる。現在も仮設住宅に一人で暮らす事を強いられている高齢者は大勢いる。その多くが抱えている最も大きな不安は、今でも住宅の確保である。もちろん災害公営住宅の抽選に当選した高齢者の数も徐々に増えてきている事をここ半年間で実感できるようになってきた。復興住宅への入居時期を語る時、彼らからは自然と笑みが溢れる。これは「明日への希望の灯り」を高齢者と共有出来る瞬間である。高齢者の希望が叶い、一刻も早く復興住宅への入居が具現化することを切に願う。

 

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